整腸薬と一緒に

drugs on the floor

ジスロマックは細菌由来の病気を迅速に治療してくれる優れた抗生物質ですが、ひとつ難点があります。
人によって、副作用が出てしまうケースがあるということです。飲んだ人の全員がそうなってしまうというわけではなく、中にはまったく感じない人もいるようですが、時として薬の効果と一緒に、体に不具合を生じさせる副作用が出てくることがある、というわけです。
ジスロマックの主成分となっているアジスロマイシンは、細菌に反応して攻撃を加え、死滅させることで病気を治します。たとえば淋病の場合は、体内にある淋菌を見つけてやっつけてくれます。淋菌は性器、あるいは口から感染した場合には喉に症状を引き起こしますが、アジスロマイシンが正確に細菌を発見して一掃します。

しかしその過程で、人と持ちつ持たれつで共存している細菌もまた死滅させてしまうのです。特に腸内にいるいわゆる善玉菌に対しても攻撃の手を加えてしまいます。善玉菌は腸の働きを助け、特に胃腸が弱い人にとっては役立つ細菌となりますが、アジスロマイシンによる攻撃を受けて淋菌と一緒に死滅してしまうので、そのせいで胃腸に不具合が出てしまうことがあるのです。軽い胃痛や下痢などが起こります。
善玉菌に頼らなくても腸の働きが120%万全である人にはこのような副作用は出ませんし、たとえ死滅したとしても、善玉菌はまた復活するのでジスロマックの効き目が消え、淋菌がいなくなってしまったあとで腸の調子は元に戻ります。
しかし治療中は、消化不良に悩まされてしまうことがあるわけです。

ジスロマックを飲むとき、日ごろから胃腸の弱さを自覚している人は整腸薬も一緒に購入しておくと便利です。整腸薬は善玉菌のかわりに腸の働きを助けてくれる薬であり、ジスロマックの副作用をカバーすることができます。